チャイナのこと。

久しぶりに中国のことを思い出した。
仕事で中華屋さんに行ったからなんだけど。
いろんなメニューがあって、わくわくしたなぁ。
大連出身だという女性は、
とても親切で、余計な話をあれこれと。
笑顔で聞いてくれた。
「謝謝」の発音がいいと褒めてくれ、
そしておいしそうなお料理を見て「ハオチー」。
笑顔が素敵だった。
そして思い出したのは、
初めての中国での中華料理が、
トマトとたまごの炒め物だったこと。
それと、青梗菜みたいなものの炒め物、
パサパサのご飯と、あったかいスープ。
お店なのかわからないような扉のない店先で、
雲南省の冬の日差しの中、汗をかきながら食べた。
トマトとたまごのやつは、今でも自分で作る。
簡単だし、ご飯にあうし。
夏になれば、プランターのバジルをとってきて、
一緒に炒める。そうすると一気にイタリア。
マオさんと写真撮ったり、
チャリでお尻をいたくしながらあちこち回ったり、
結婚式の様子を見たりした後に、
青空食堂みたいな場所で食べたご飯は、
やっぱり格別においしかった。
でもピータンは苦手だった。
それ以来食べてないなぁ。
トマトとたまごの炒め物から始まったチャイナの旅。
今日のお店のメニューにあったから、
ふっと思い出したのだ。

なつかしいな。
今も忘れない中国語は、
「カォトンダォ」。
通路側って意味。
一人で乗る中国の国内便。
通路側だけは譲れなかったのだ。