10年一区切り。
愛媛県の明浜町に通わせていだくようになって、今年で10年目でした。
いろんなご縁が繋がって、こうして第二の故郷とまで思える場所ができました。
本当にありがとうございます。
10年一区切り必死の2年とか言ったりするので、必死の2年があったかは?ですが、
ご縁が続いた10年を形に残したいなと思い、
勝手に最初に伺った頃の愛媛県明浜町の写真を
プロアマ問わず参加できる写真展に出展しました。
関係各位、事後報告で本当にすみません。
こちら、コンテストとかではないのですが、
審査員に選んでもらってコメントがもらえるっていうものです。
そして、できるならば、
日本の方ではない海外の審査員に選んでいただいて、
コメントをいただきたいな、なんてことを思ってました。
昨日、オンラインで表彰式がありまして。
おかげさまで、Marc Prustさんという海外の審査員の方の
レビュアー賞に選んでいただきました。
わーい!ありがとうございます!
マークさんは、写真の編集、展示のキュレーションなど、
ヴィジュアルストーリーをプロデュースするフォトキュレーター。
世界各地の展示のキュレーションをされたり、
本の出版、世界でワークショップなどをしている方だそうです。
http://www.forhanna.com/project/visual-stories
マークさん、褒めまくりで、シリーズの雰囲気がいい、
スライドとしての構成力も強いし、写真個々でも強い、といった感じのコメント。
私が伺った頃の明浜の雰囲気を感じてもらいたく、12枚をスライドにしました。
恥ずかしながらも、嬉しかったです。
大好きな明浜の写真を記録し続けることができていて、
それを始めた頃の写真を見ていただき、評価いただける。
カメラマンやっててよかった、と、
続けてこられてよかったと、改めて思いました。
あの頃の写真を今撮れるかと聞かれたら、きっと撮れないと思います。
でも、毎回感じるものは違うし、今だから撮れるものもあると思っています。
初心に戻って、きちんと写真を撮っていこうと思いました。
とは言え、カメラマンというよりも写真家さんみたいな気分で出展しちゃって、
写真家気取りで、ほんとすみません。
でも、やっぱり素直に嬉しかったです。
明浜のみなさん、無茶々園のみなさん、
ご縁をくださったみなさん、本当にありがとうございます。
今後ともよろしくお願い致します。
https://www.onaeba.com/prize_vol-26/
作品は、期間限定でyoutubeで見られます。
新潟でカメラマンになりたいと思って、新潟に戻ってきて、
新潟を拠点に仕事をしています。
地方なので、有名人を撮影したり、有名な雑誌や広告の撮影をしたりというような、
いわゆる派手な仕事はあまりないけれど、
この土地でこうしてカメラマンでいられることを
とてもありがたいと思っています。
私、写真、上手じゃないのに、ほんと、すみません。精進します。
そして思うのは、
新潟にいながらも新潟ではない町や別の国に伺わせていただいたり、
そこで出会った人達が大切な人になっているということ、
そういう人ができたといことが、
とてもありがたく、奇跡だなぁなんて思います。
コロナ禍で仕事は間違いなく減ってるし、移動してなんぼの商売で、
動くことが好きなのに、なかなかそうも行かないご時世ですが、これも意味のある時間。
しっかり受け止めていかないとな、なんてことを思っています。
そして、新しくやれること、やるべきことを見つけられつつある気がしています。
なんかわくわくしてるから不思議。
本日から、フリーランス4年目がスタート。
フリーになってよかったと4年目のこんなご時世なのに思えています。笑。感謝。
上手な写真よりも、いい写真を撮影し続けられるよう、
奢らず慢心せず謙虚に後ろは見ず前を見て、
ときどき足元を確認しながら、歩みを止めず、笑顔で楽しんでいきます!
皆々様、懲りずに今後ともよろしくお願い致します。
これが明浜。
海と山人との暮らしが共存している場所。
ここでの暮らしは、これからも続いていきます。