JUNE.

気付けばもう6月。
今まで何してた?
あんまり覚えてない。
りんご畑の演奏会。
キラキラ光る雨上がりのグリーンが、
なんだかセンチメンタルで。
そこにあのキレイな歌声と音楽。
夏はもう目の前。
あの場所に居られてよかった。
久しぶりに会った人が、
久しぶりじゃない感覚。
気軽に名前を呼んでくれて、
もう昔からの知り合いのような。
なんだか不思議な力がある場所だと思う。
なんだかんだ充実した一日。
久しぶりのみんなに会えてよかった。
本も3冊入手。
1冊買ったら、1冊おまけで100円って。
どんだけですか、おにいさん。
おいしいカフェオレに、久々の会話。
今後の展望を勝手に聞いてもらう。
この夫婦、やっぱり定期的に会わないとダメだ。
話したことで、自分のことを再確認。
ありがとうございました。
でもって、お友達からのCDをもらう。
覚えてくれててうれしいよ。
じっくり聞きます。ありがとう。
夕暮れを待たずに、海沿いドライブ。
そんな一日もいいじゃない。
満たされた気持ちで気分がいい。
なんて思ってた一日の最後に。
夕方見たテレビは、
孫にじいちゃんの作った米を食べさせたい。みたいな。
福島の話。
除染を効率よくするための何かを発明しているみたいな。
しかも捨てるしかない、籾殻?木のくず?そんなのを使って。
最後のちょっとしか見てないから、詳細はわかんないけど。
でも、2年ぶりに田植えができた、
孫に米を食べさせられるかもしれないと、
嬉しそうにしてたおじいちゃん。
こんな現実があるのに、それでも、原発を推進とかいう人達がいるのは、
ちょっと、もう、国家組織の怪奇現象というか、なんというか。
この国が怖くなる。
りんご畑の演奏会は、福島市であったイベント。
そこで、今もくだものを作っている人がいるっていう。
そこで生きている人がいるっていう。
それは、もうホントに、すごいことで。すごい覚悟で。
除染作業をしないで、東北全てを廃墟に、みたいな考えの人もいるけど、
それも、大事な考えだと思う。
でも、そこで生きている人と実際に話したりしちゃったら、
そんなこと、絶対に言えないって思う。
だって、そこで生まれて、そこで生きてきたんだもん。
なんて、普段、除染だなんだと考えずに生活してる私がいうのも、あれだけど。
先週、facebookで別々の友達が同じタイミングで上げてたこと。
二人は知らないもの同士。
こっちの同じ時間では、おじさんたちがチャリで海に向かって、海を眺めてたっていう日常。
あっちの同じ時間では、作業員が自分の実家のあった場所で除染作業をしていたっていう日常。
それを同じタイミングで見てしまった私がいるっていう日常。
これが現実か、なんて。
ナイトオンザプラネットかっていう。
なんだかね。
あ、ナイトじゃないけどさ。
あの夕暮れ時の時間は、最高にキレイだったし、
去年の夏の旗は、やっぱりまぶしかった。
今年も踊りに行きたいと思うよ。