ジャックのこと。

星が天国への穴だったころのほうが

質問が少なかったってさ。
たとえば、宇宙そのものが球体で、
その中に地球も太陽も火星も木星も
月もなにもかもあるとして。
夜になると見える星は、
天国へつながっているっていう。
そういうこともあるかもしれない。
地球から見たら、星は、光の粒に見えてて。
それは、固体ではなく、
抜け道みたいなものだったり。
光の先には、誰もみたことのない、
別の世界が広がっているというか。
なんてことを考えた。
ふいに。
きっと世の中は、知らなくていいことのほうが多くて。
知ってしまったばっかりに、
苦しい思いをするとか、
考えなくていいことを考えたりするとか。
星が天国への穴だったなら、
それはそれで、ワクワクするよね。
大切なお友達が、ドンキーをくれた。
ロバのこと。
ドンキーって、のろまとかそういう意味もあるみたいだけど、
なんかそういうかんじでいいのかなって。
今年は、のろのろな感じで。
去年は、パーっと走りぬけてた感じだから、
今年は、のろまな間抜けな感じでいいんだなってね。
くだらないこと考えて笑って。
そういう、一つ一つを大切にのんびりいきたい。
このこが楽しいところへ連れてってくれます。