おいしいもの。
最近よく考えることは、なんで写真を撮るかってこと。
普段のお仕事のほかに、芸術祭の撮影もあったりして、すごく充実してます。
本当にありがとうございます。
私が撮影をさせていただく作家さんは、
同じくらいの世代の方が多くて、
かなり至近距離でお話させていただけてます。
いきなり電話してもやさしく対応してくださったり、
一緒に青空の下ランチしたりとか、
本当にありがたいなって思います。
私の今までの勝手なイメージで、作家というと、
本人の中にあるブレない核があって(って、どなたももちろんみなさんありますよ!)、
物事を考えているときとか近寄りがたい感じで、
私から見たら「わっけわかんねーなー。」みたいな感じというか。
で、そこには、偉い方だから、とか、すごい方だから、とか、
軽はずみに近づいちゃだめだよ、みたいな雰囲気があったり。とかね。
でも、今回の私の担当させていただく方々は、ホント気さくでステキです。
みんなを巻き込んでワイワイ楽しんでいこうぜ!みたいな感じで。
巻き込まれないと、ホントに損ですよ。はい。
作家さんは、派手に見られがちかもだけど、
すっごく地味な作業を一生懸命されてます。
見てると泣きそうになるくらい、本気で作られてます。
だから、ぜひ、会期始まったらでもいいので、
参加していただきたいのです。
見ていただかないことには、感を動かすことも、
感を共有することもできませんからね。
ぜひとも、よろしくお願いいたします!
と、この週末は、あちこちハシゴ。
朝一で大好きなwahさんの現場へ行き、
最高にかっこいい一生懸命な様子を撮影
(いつもとちがうピリリとした雰囲気にドキドキした!)。
事務局の敏腕女史(彼女も一生懸命なんです!)と話したり、
メットかぶって、中の撮影させていただいたり、
邪魔になりながら、私なりの参加をしてきました。
と、そこで、数名いらっしゃる芸術祭のディレクターのうちのお一方と、
ちょこっとお話をさせていただいた。
いろいろ伺いながら、思ったのは、
きっとね、この方がいなかったら、
私、ここにはいないのかもね、と。
このディレクターさんが、連れてきてくれた作家さんたちだから、
事務局が私に声をかけてくださったのかな、とか。そんなことを思った。
私なんてペーペーのペーペーだから、
県内のカメラマンの諸先輩方の足元にも及ばない技術しかなくて、
カメラマンなんていうのが申し訳ないくらいなんだけど
(ノリと勢いとハッタリで今まで来た感じだし)、
って、私はもちろん前から決まってたことじゃないし、
きっと最後の最後になんとなく選んでいただけたんであって、
でも、でも、それでも、声をかけていただけたのは、
きっと、今回の作家さん達の中で、同じ世代の方がたくさんいて、
それで、選んでいただけたのかもな、とかね。
今回、こういう風にいろんなことを感じられる場にいられるのも、
間違いなく意味があってさ。
ディレクターさんが、今の仕事をするきっかけを伺ったり、
私も写真を始めたきっかけとか軽く話させていただいて、
話しながら、自分で腑に落ちたとこもあって。
迷いがなくなってきたというか、霞が晴れてきたというか。
うまくいえないけど、でも、なんかいいです。
たのしいです。
その後は、岩室温泉へ向かって
掘りまくってる戸井田さんとこ言って、
一緒にアイスを食べておあれこれお話をうかがったり、
nadegataさんとこお邪魔して、
中崎先輩とうめちゃんせんせが基礎作りをしているところを
撮影したふりをしながら、邪魔してきました。
どこもいい気が流れてますね。
笑顔がある。一所懸命って感じ。わくわくします。
燃え尽き症候群にならないようにしないとね。
私はやっぱり人がすきだなぁと。
不器用ながらも一生懸命な人が好きです。
って、不器用じゃなくても好きなんだけど。
苦手だなって人も、やっぱり人で。
苦手と思える部分は、自分にもある部分なんだろし、
そこを直せば、その人のことも好きになるのかな、とか。
なんだかわけわからんなってきたけど、
でも、私は私なわけだし、
人のことで余計な心配したり、されたりだけど、
でも、それはすごくありがたいことで、
根本には、その人が好きということがあってね。
だから、私は近くに居てくれるみんなのためにも、
応援してくれるみんなのためにも、私の役割をがんばるのみです。
って、なんだか生意気。ごめんなさい・・・。
また写真館すると思うので、ぜひ、よろしくお願いします。
あ、写真教室もしたいよね。
って、これ、まだちょっとわからんけど、
終わってないので、またやりますのでね。
今はちょっとタイミング取れなくてあれですが、
また参加してくださいね。
(そうだ、小学校でやることになったんです!6年生!
どんなんなるかドキドキだけど、やるからには、楽しみますよ。)
よろしくおねがいいたします。
ただ純粋に、今を残す。
それがしたいだけなんだよね。
そんなことを思うここんとこ。
写真って、やっぱ、いいです。
改めて感じてます。
私は、被災地に行ったことがない。
震災後1年と3ヶ月経ったけど、一度も行ったことがない。
瓦礫の山であろう場所とか、
遺体が安置されてるであろう場所とか、
何もかも飲み込まれてしまった場所とか。
それをいいとか、わるいとかじゃなくて、
そういう自分は、この地震のことをどう思って感じているんだろう。
なんてことをふっと思った。
たとえば、今やってる普段のお仕事は、本当に必要なのか、とか、
今日食べたカレーは、どうしてこんなに温かい気持ちになるんだろう、とか。
そういう、全然関係ないように思えることも、
きっと全部繋がってるんだろうなぁと。
実際に現場を見てきた人は、すごく強いんじゃないかな、とか。
なんというか、生命力というか、
感じる力、人を信じる力、生き抜く力。
そういうのが、すごく強いんじゃないかな。と。
動くことができる人は、やっぱり生き抜く力が強いのかな、とか。
うまく言えないことばかりだけど、
行ってきた方のお話を伺ったり、読んだりすると、
今の自分はどうなんだろう、とか、
どうしたいんだろうとか、よくわからなくなってきたりもする。
自分ひとりでっていう勇気がない、
相変わらずの甘ちゃんだけど、
もしこれから、誰かのなにかについていくとか、
そいうチャンスがあれば、ぜひ、行って見たいと、
今頃になって思い始めている。
何ができるかわからないけど、
でも、私は写真が撮れるわけだし、
足も目も耳もあって、話ができるわけだし、なにかできるよね。
もちろん、興味本位なだけなんかじゃなく、
真剣にかかわる気持ちで。
不思議。今までは、私行っても役に立たないし、
ここでできることしよう、なんて思ってたけど、
実際に行ってみたいなって思ったりしたり。
人を救うのも傷つけるのも、間違いなく人なんだよね。
形はどうであれ、できることをし続けたいなと。
人は、生物は、自然には敵わないけど、
一緒に生きてくことはできるわけで。
万物に感謝やな。
(関西弁、使ってみたいときなんです・・・)
よーわからんな、こりゃ。
梅雨入りですか。
そうですか。
季節を感じていきましょかね。
うえちゃんの作ったカレー。
超おいしい!
確実にここ最近の中で、
一番おいしいものだった!
カレーだけ食べに行ってすみません・・・。